約 56,726 件
https://w.atwiki.jp/degohachikun/pages/33.html
今日も雨が降る、湿度の高い日。 天気予報をよく見るようになったのだが、 これだけ湿度の高い日が多いと、ダンボールが傷むのも早くて当然か。 1号は1か月ほどで底が抜け、現在の2号は1か月経過してもまだ無事そう。 湿度の高い地方(状況)では、補強の仕方を考えるべきか。 メロンの皮は実は薄かった さて、数日前に投入のメロンの皮だが、今日見たら向こうが見えるほど薄い、紙状となっていた。 結局、硬いように見えても、外表1枚(?)が硬いだけのようだ。 そんなに薄くなっても、ネット状の模様は残っている。 三日連続で、許容量オーバーをやったことになるが、 分解能に問題はないものの、 ニオイに問題があったし、 (初日を除き)温度が下がった。 また、たまたまかもしれないが、非常に小さい虫(ショウジョウバエより小さい)が飛んでいるようなので、 最悪、虫が繁殖した可能性もある。 虫の大発生があったら、中止にするので、注意して経過を観察。 本日は400g投下、 今日からまた、500gルールを徹底する。 スイカでは、メロンほど温度が上がらない気がする。 が、湿度も関係あるかもしれない。 とりあえず、メロンの方が水分が少なく、糖度が高く、入れるに適した生ごみとは言えるだろう。 鶏の骨に決着 見つけるたびに折ろうとしていたのだが、なかなか強靭だった鶏の骨。 本日、ついに折れる。 一体何日かかったの。 折れたのはいいが、逆に危険物になったため、外に出す。 レモンの分解が遅い理由 レモンの皮がほぼ原形でしばらく残っていたが、 ここ数日は見かけない、形状に変化があった(分解されつつある)と思われる。 数日前から、ダンボールコンポストに関する記事を検索して読んでいたら、 レモンについての言及を発見。 表面に、防腐処理を行っているため、分解されないような話だった。 市のマニュアルには、防臭によいものとして、かんきつ類の皮が載っている。 輸入物のかんきつ類の皮は、「分解されにくいもの」カテゴリかもしれない。 他の人が、どう運用しているのかを見るのは、大変参考になる。
https://w.atwiki.jp/blacklist/pages/499.html
【僧侶用武器】へ バトルメイス 僧 片手棍 Lv11〜 攻 13 属性 無 強化 2 重量 60 筋力+2 攻補+2 命中+1 回避+1 魔攻+2 耐光+10 耐闇+10 [売値]5 [合成費用] [分解]マナ×? [入手]ガチャガチャ第4弾 [形 色]金棒 強化後 片手棍 Lv11〜 攻 13 属性 無 強化 2 重量 60 筋力+2 攻補+3 命中+1 回避+1 魔攻+2 耐光+10 耐闇+10 魔力+3 防補+4 [売値] [合成費用] [練成費用]3500 [練成成功率] [分解]マナ×? [入手]練成 [素材]バトルメイス×1、マナ×35 [形 色]金棒 強化後 片手棍 Lv11〜 攻 13 属性 無 強化 2 重量 60 筋力+2 攻補+4 命中+1 回避+1 魔攻+2 耐光+10 耐闇+10 魔力+5 防補+6 [売値] [合成費用] [練成費用]8500 [練成成功率] [分解]マナ×? [入手]練成 [素材]バトルメイス×1、マナ×85 [形 色]金棒
https://w.atwiki.jp/blacklist/pages/355.html
【ソーサラー用武器】へ ガーゴイル ソ 両手棍 Lv35〜 攻 33 属性 地 強化 2 重量 75 魔力+13 TP+25 魔攻+5 魔防+4 初期竜魂 降魔石 [買値]× [売値]5 [合成費用] [入手]ガチャガチャ第17弾 [分解] [形 色] ガーゴイル (強化後) 両手棍 Lv35〜 攻 33 属性 地 強化 2 重量 75 魔力+18 TP+43 魔攻+5 魔防+4 初期竜魂 降魔石 [買値]× [売値]5 [合成費用] [入手]練成 [素材]ガーゴイル×1、マナの結晶×1 [練成費用]5000 [練成成功率] [分解] [形 色] ガーゴイル (強化後) 両手棍 Lv35〜 攻 33 属性 地 強化 2 重量 75 魔力+20 TP+57 魔攻+5 魔防+4 初期竜魂 降魔石 [買値]× [売値]5 [合成費用] [入手]練成 [素材]ガーゴイル×1、マナの結晶×3 [練成費用]15000 [練成成功率]100% [分解]マナの結晶×1 [形 色]
https://w.atwiki.jp/jojoxixipage/pages/152.html
「では先生、お気をつけて」 「ムトウ君も、くれぐれも注意してくださいね。 このところ、特に『増えて』いるようですから」 とある駅の改札前。 佐藤とムトウタチバナは、定例の情報交換を行った後、分かれる所だった。 「ご心配なく。私の『ブルース・ドライブ・モンスター』は無敵です」 自信満々に答えるムトウ。確かに、彼のスタンドは単純な能力ながら 戦闘能力という点では、ずば抜けていた。 Aクラスの破壊力とスピード、そして『分解する』能力。 大概の人間は両腕を『分解』すれば無力化するし、首を『分解』されて なお動ける人間はいない。しかも、完全に無力化しながら、けして相手を 『殺さない』部分も、美しいとムトウは評価していた。 「……じゃあ、気をつけて」 何かを言いたいような表情をし、しかし何も言わず、佐藤は手を振り 駅の中に消えていく。 その背を見送りながら、ムトウはまるで恋する乙女の様に『ほう……』と ため息をついた。 (佐藤先生…… なんと美しいんだろう。『勇気』に満ち満ちたあの姿、 そして広大無辺の『優しさ』…… あの凛々しい眉も、なんとも私好みだ…… いや、だが私にはサトヨシがいる…… あの『夢』を追う姿、『気高さ』……まだ若く青いところもあるが、そこが またそそる……あのほっそりとした腰つきなど、たまらない…… ああ! 私はいったい、どっちを選んだらいいんだ!?) 駅の前で体をくねらせ、苦悶するホモ一人。 そんな彼の前に立ちふさがる、一人の男がいた。男、というよりは、少年と 呼ぶほうが正しいだろうか。 中学生くらいに見えるその少年は、その顔にニヤニヤとした嫌な感じのする 笑みを貼り付け、じっとムトウを見上げていた。 「見ぃ~つけたっ」 その傍らには、巨大な砂時計。そして、空き缶が置いてあった。 (何だ……? このガキ! いつの間に私の前にッ! そしてこの砂時計! さっきまでなかったはず……! こいつッ! まさか!) 「この指と~まれッ!」 少年が、右手の人差し指を掲げて大声で叫んだ。 その背後に! 『右手人差し指』の形をした『スタンド』の姿が浮かび上がった! (やはりこいつ、スタンド使いッ! しかも、こんな人通りの多い駅前でッ! スタンドを発動させただと!?) 「いぃ~ち。にぃ~い。さぁ~ん……」 ダン! と空き缶を踏み、少年は目をつぶってゆっくりと数を数え始めた。 「何を……しているのですか?」 攻撃してくる気配は無い。また、体に何か変化が起こっているわけでもない。 その為、ムトウはすぐさま攻撃には移らず、少年に問いかけた。 「しぃ~い。ごぉ~お。ろぉ~く……」 しかし、少年はムトウの問いかけに取り合わず、数を数え続ける。 その様子に、ムトウの『本能』が、『危険』を感じとった。 「何をしているのか……と、聞いているッ! 『ブルース・ドライブ・モンスター』ッッ!」 ドグシャァッ! 『ブルース・ドライブ・モンスター』の拳が、少年の顔にめり込む。 その能力によって、少年の頭は ポロリと『分解』され、地面に落ちる…… 『ハズ』だったッ! 「い……」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…… 「い~けないんだ~いけないんだ~」 少年の頭は落ちず……それどころか、顔に傷さえ残さず。 『ブルース・ドライブ・モンスター』の拳を頬に受けたまま、少年は どこか嬉しそうに声を上げた。 「鬼が数を数えている間に攻撃するなんて、い~けないんだ~ ……でも、『逆に好都合』だなぁ~。なんたって……じゅうッ! 今、数え終わったばっかりで、目の前にいて、しかも触っていて くれるなんて……『ラッキー』だぁ~ッ」 『ヤバい』! なんだかわからないがとにかくヤバい! ムトウが身を引こうとした瞬間、少年はダン! と空き缶を踏みつけた。 瞬間、ムトウの意識は遠のき……そして、消えた。 「グッドッ! まずは一人目……へへへ。 さぁ~て! 『缶蹴り』始めるぞォ~!」 ムトウの魂を引っつかみ、少年……トモロヲはニタニタと笑みを浮かべた。 『本体:トモロヲ/スタンド名:SKOOL KILL 缶蹴りで負けた相手の魂を抜き取る。最初に数を数えている間は トモロヲに攻撃できない』 「ヒャッハァーーーーーーッ!!」 トモロヲのスタンド、『SKOOL KILL』が、駅前を縦横無尽に駆け回る。 右手人差し指の姿をしたそれは、弾丸のように周囲の一般人を 『突き抜け』ていく。 しかし、それ自体が相手を傷つけることは無い。 「グッド! グッド! グッド! グッド! グゥゥゥゥッド!!」 ガンガンガンガン! トモロヲが連続的に缶を踏むと、人々は成す術なくバタバタと倒れていく。 スタンドを見ることさえ出来ない彼らは、突然集団で倒れる人々に驚き、 毒ガスか何かかと思ったのか、逃げ惑っていく。 そんな彼らの魂を、トモロヲは嗤いながら次々と奪っていく。 それを、冷静に……というよりは、無気力に見詰める瞳があった。 「……ダルい」 『本体:杏子/スタンド名:エレクトロ・チューン 自分が触れている生物と、その生物から半径3m以内にいる生物2体の 体の一部を操る』 (久々に学校に行ってみれば、帰りにこれって…… あーもう、ほんっとダルい……) 杏子は両足を地面に投げ出して、壁に背を預けた。 『壁』……といっても、そこには何もない。しかし、そこには確実に 通り抜けられない『壁』があった。 (この『壁』……距離はあそこで笑ってる本体から、100mくらいかな…… 逃げるのは無理かぁ……眠い) 眠い頭で、ぼんやりと杏子は考える。 (相手の能力は『缶蹴り』……かな。 あの指に触られた後、缶を踏まれると…… 死んで、はないのかな。でも、ただ寝てるだけじゃない…… それとあの『砂時計』…… 大きさと砂の速度から考えて、30分くらいでなくなるかな…… なくなったとき、どうなるかはわかんないけど…… この『能力』が解除されるだけだったらいいけど、 『中にいる人間全員死亡』とかだったらやだなあ) ふあぁ、と欠伸を噛み殺し、杏子は携帯の向こうに声をかけた。 「もういいよ、エレチュン。戻っておいで」 その声にしたがって、エレチュン……鳥のような姿をした杏子のスタンド、 『エレクトロ・チューン』は彼女の元に舞い戻った。 携帯を耳に当てることで、『エレクトロ・チューン』は杏子と視界を 共有できる。100mも離れた所からトモロヲに気付かれず、様子を伺えたのは その為だ。 (あいつと私以外にも、『スタンド使い』はいるみたいだし…… ダルいなぁ……) 逃げ惑う群衆の中、敵の『スタンド』を避け、冷静に隠れる影が いくつか見て取れた。 『スタンド』が見えている……つまりは、彼らも『スタンド使い』に 他ならない。隠れているのだから、トモロヲの味方ではないのだろうが、 かといって杏子の『味方』とは限らない。 (ダルいし眠い……けど……) すっくと杏子は立ち上がる。『戦う』為に。 (そんな自分を変える為に、今日は頑張って学校に行ったんだ……) 「邪魔は……させない!」 杏子が偵察を終え戦う決心をしたその瞬間、「缶」から半径100メートル以内にいる全てのものの目の前に文字が浮かびあがってきた。 (ん、なんだろう・・これ? 真っ赤な・・まるで血で書いたみたいな・・・気持ち悪い!) 『これは「缶蹴り」がスタートして3分が経過した合図である! そして同時にこの「缶蹴り」のルールでもある! これを守らぬ者には死をもって償ってもらう!』 (ふ~ん、ルールかぁ~。 きっと読まないと大変なことになるんだろうなぁ~。 死をもって償ってもらう!なんて大袈裟に書いてあるし。 でも・・・だるい。・・なんて言えないわよね。。) 杏子はさっき見た、倒れている人々のことを思い出す。 (あんなのって・・ゆるせない!) 杏子の中に純粋な正義の心があった! 悪を憎む心があった! 信じることを貫く意思があった!そう純粋な・・・ (缶のすぐそばに倒れてたメガネで短髪の人・・ちょっとかっこよかったなぁ~。 もし助けたりしちゃたら彼氏になってくれるかも? な・ん・て・キャー!) 下心もあった・・・ 『参加者は「缶」から半径100メートル以内にいる者全員である! だが「真の参加者」はこのルールを読むことのできる者に限られる! もし30分以内に誰かが「缶」を蹴らないと恐ろしいことがおこる!』 (ルールを読むことのできる者・・きっとスタンド使いのことね) 『この缶蹴りの範囲は半径100メートル以内であり、そこから出ることはできない! 鬼に触れられた者は後に鬼が缶を踏むと魂を抜きとられる! 缶を蹴り飛ばすことは鬼の敗北を意味し魂は元の持ち主に帰る! 以上のルールを正しく守り、ズルしないよう仲良く楽しく遊ぶように!』 (仲良く・・・楽しく? せっかく眠ダルイのに全部読んだってのに・・・バカッ!) ―――――――――――― 杏子がルールを読んでいる最中、トモロヲの前にも見慣れたルールが浮かんでいた。鬼用のルールだ。 『~~です。 鬼様は常に「缶」の横にいるのはご勘弁ください。 X分以上横におらず、その時はZメートル以上お離れください。 そうしないと鬼様が有利になりますので。 ただ、もちろん「缶」を踏む際にはこんなルールなど無視してくださってけっこうです! そして30分。 30分たって「真の参加者」全員捕まえられなければあなた様の負けになります。お気をつけください』 ほかにも色々と書いているが読む気はない。 説明は読みあきた。説明だけなら一人の時でも出せるんだ。 さて、今日は「あいつ」からもらったこの能力の初陣だ。 楽しく遊ばなきゃな。 皆本気で逃げなよ。僕はこのゲームやり馴れているんだから! これは なんですかぁ・・・? 「ルール」を読む男性が1人。 土星/サターン・バーレー 「かんけりは きらいじゃあないな。」 そのころ杏子は『鬼』から少し離れたところで身を隠していた。 (眠い…。とかいってる場合じゃあないわ。『缶を蹴る』事を第一に考えなきゃあ…) トモロヲは… 「みーつーけーたぁー!みつけた!みつけた!みつけた!みつけた!みつけた!みつけた!みつけた!みつけた!みつけた!…」 『範囲内』の通行人に片っ端から『タッチ』して回っていた。 「缶・ふ~んだッ!」 その動作で通行人がバタバタと倒れていく。 「あれェ…?終わらない…?まだ『いる』ってことかァ…?」 それは「スタンド能力」ではなく「経験上の勘」というものであった。 ゾクッ・・・! 杏子は遠くからの『視線に似た気配』を感じ取っていた。 「わかっている…ようね…。このままやりすごすってのは難しそう。」 杏子は慎重かつ確実に「缶」との距離を詰め始めた。 そして隠れながら「缶」の周りの様子を伺った。近くに「鬼」は居ないようだ。 「このまままっすぐ行けば…『アレを蹴って』終わり…のはずなのに…」 ガサッ! 近くに人の気配がした。それを察知し杏子は近くの駅ビルに入った。人はみな倒れている。なす術無く「タッチ」されたのだろう。 「…ひどい…」 杏子の心拍数が少し高鳴っていたそのとき。 「みい~つけたぁ~」 パンッ!トモロヲが杏子の背中にタッチし一気にその場から走り去った。 まずい…逃げられるわけには… 「あの子を抜いて先に『缶を蹴らなければ』ッ!」 駅ビルから出た二人は『缶』の元へと走る。 (この子…早いッ!?っていうかあたしが遅いッ!ジムにでも通っとくんだったァ…絶対ダイエットしよう!…明日から…あれ?昨日も『明日から』って言ってなかったっけ?でも今度はホントに…ってコレも昨日言ってた気がする…) 無駄なことを考えているとスピードが緩んでいた。 「缶・ふ~ん~…」 「エレ・チュン!お願い!」 無意識に能力が発現し、近くに倒れていた男性の手がヒクっと動いた。男性は煙草に火をつける最中だったのだろう、ライターをもっており、それに火が灯った。 ボオオゥン! 同時に爆発が起こる。何故・・・? その「何故」に気を取られ、二人ともその場を見る。 カアン! 缶が舞った。 「・・・・エッ・・・?」 トモロヲは驚き自分の足元を見る。 缶がない。 かわりに目の前に男性が立っていた。目の焦点は合っていない。 「ぽえ~ん ぼくのかち だよねぇ ? ぼくの さたーん・ばーれー で らいたーに ひをつけた ときに ちいさく ばくはつ させたんだ」 『どこから現れたのか』がトモロヲは気になっていた。 「ば・・・バカな・・・?確かにこのおねえちゃん以外にも残ってるとは思ったけど…僕に気付かれずにこんなに近くまで・・・」 「きみは 『まえ 30めーとるまで ちゅういが まわる』 『うしろは 5めーとる』 『みぎは 7めーとる』…ぜんぶ かんさつして みつけた きみの『しかく(死角)』も ぜんぶ」 トモロヲのスタンドから魂が解放される。 が、彼の顔に敗北感は無かった。 「すげぇ!すげぇや!お姉ちゃんもおっちゃんもすげぇや!もう一回!もう一回!」 トモロヲは杏子の体を揺さぶった。 「わわっ!ちょっとちょっとちょっと!」 杏子の鞄から学生証が落ちた。 トモロヲがてにとった。 「『杏子』…?『あんこ』…?『あんこおねえちゃん』!」 「…あ?」 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ! 「おめェよォォ…!上に『きょうこ』ってふりがな振ってあんだろォがァァ!!そんなもんも読めねェボンクラなのかよてめェェはァァ!?」 杏子がトモロヲに張り手を放った。 「ぐえっ!?」 「ありえねェだろォがァ!ありえねェ! 」 バチィッ!バチィッ! ドゴッ!ドゴッ!ドゴッ!ドゴッ! 「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ…!!!!」 バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!! トモロヲは百烈ビンタをくらって失神していた。 「…アリえないっつーのッ!」 「ぽえ~ん。」 トモロヲ:失神・リタイア! そして魂の戻った男が1人… 「ん…」 ムトウタチバナだ… 「…何という失態」 過信が招いた敗北に、タチバナは毒づいた。 「あの、大丈夫ですかぁ?」 気怠そうな顔に、少し期待を込めた声で杏子が訪ねる。 無論、裏では下心たっぷりに妄想中。 (助けたのを感謝されちゃってぇ……) 自然、微かに口許がニヤける。 (…そして始まる、めくるめく愛のファンタジー…!) 「あの子供は私がやっつけたから…」 (…このアバズレ…スタンド使い…ッ!) 「もう大丈夫ですよぉ…え~っと…」 「ムトウです、ビッチ。…失礼。ムトウタチバナ。」 じろり、と杏子を睨み付けるタチバナ。 だが、妄想全開の杏子には、悪態も眼力も通用しない。 (綺麗な瞳…あぁ…私ってツいてる) もはや妄想は止まらない。 「…聞いているのですか?ビッチ。…失礼。」 聞いているはずがない。 頭は妄想の世界を飛び回っている。 「ムトウさん…素敵な名前…。私、杏子っていいます!」「……………」 押し黙るムトウタチバナ。 杏子の様子に、少し危機感を感じたらしい。 (バカバカしい!私の身も心も…佐藤先生のもの!こんな汚らわしいクサレ売女などに……!) ホモの意地である。 (絶ッッ対落としてやるッ!) 対して、恋する?乙女の意地。 「もぉきめた。既成事実を作ってでもあなたを私のものにする!」 完全に暴走している。 「………むぅ」 呆れて言葉も出ない。 誰かこの娘を止めてくれ。 眉をひそめて、タチバナは思うのだった。 「ぽえ~ん おわった すなどけい です」 ぽつりと土星が呟く。 その砂時計には二つの意味があった。 『ゲーム』の『終了』と……『トモロヲの命』の『終了』。 「こ……コレはッ!?」 最初にトモロヲの異変に気付いたのはムトウだった。 (気絶しているとばかり思っていたが……) (既に……死んでいるッ!!) ムトウは出会いがしらに魂を抜かれたので『ルール』を把握していない。 そして、この悲劇はさらに連鎖するッ! (このアバズレ……さっき何て言った?) (「あの子供は私が や っ つ け た か ら 」!!) 「ビッチ……失礼。何故、この子を……?」 「え?それはムトウさんがピンチだったから……そうですねぇ~お礼はデートでいいですよぉ~?」 トモロヲの異変に気付いていない杏子はチャンスだと思い、ここぞとばかりにアピールする。 しかし、逆にそれがムトウの逆鱗に触れる! 「そうですか……目的の為ならば殺人も犯すと……」 ムトウの顔つきが鋭くなる。 「一番危険なタイプだ……そして、一番嫌いなタイプですよビッチ……」 杏子はそこでトモロヲの異変に気付く。 「わ、私じゃないッ!!」 とっさに否定するがムトウは聞く耳を持たないと言った態度で答える。 「安心してください、殺しはしませんよ貴女の様なビッチとは違うのですから……」 静かにムトウは戦闘態勢に入る……。 「ぽえ~ん」 (訳:ムトウさん、と言いましたね? ちょっと待ってください) 静かに激昂するムトウ。慌てる杏子。 その間に、土星は割って入った。 「……あなたもこのビッチの仲間ですか? 邪魔するというなら、容赦はしません……!」 「それは ちがう です」 (訳:あなたは勘違いしています。 あの少年を殺したのは杏子さんではありません) 真っ直ぐムトウを見つめる土星。その瞳に、ムトウは思わず見入った。 のっぺりとした顔に、大きな鼻。髪はひっつめにしてリボンで束ねてある。 男か女かもいまいちわからない、お世辞にも「美しい」とは言えないその容姿。 しかし、その瞳には、確かな『知性の輝き』と『無垢な純粋さ』があった。 それから来る『美しさ』を、ムトウは確かに感じ取った。 「あなたは信用できそうですね。ちがう…… とは、どういう意味です?」 「ぽてんしゃる。」 (訳:彼のスタンドは、『壁』を作ってスタンド使いを閉じ込める能力を もっていました。これは、ある意味『スタンド能力を封じ込める能力』と 言い換えることが出来ます。複数のスタンドの能力を封じ込める……これは 強力なバネを力で無理やり押さえつけるようなもの。制限時間が切れた結果、 その『押さえつけて』いたポテンシャル・エナジーは彼自身を襲い、死亡 してしまったものと推測できます) 「ポ、ポテンシャル?」 土星を信用はしたものの、その言葉の意味不明さに首を傾げるムトウ。 土星は、紛れもなく『天才』であった。そして、『天才』は、凡人には 理解できない発想の飛躍ゆえ……『言う言葉』そのものも、他人には 理解しがたいものとなってしまうのだった。 ムトウがどせいさん語に四苦八苦しているその時。 その様子を観察しながら、携帯電話で話している男がいた。 「ええ、そうです。トモロヲの野郎はやられちまいましたよ……あっさりと。 しかも、ムトウを倒しておきながら、妙なアホ面した奴に…… え? ええ、そうです。ムトウがいます。『猫』や『佐藤』『サトヨシ』の 姿は見られません。……そうですね、確かにこれは『チャンス』だ。 俺が奴をぶっ殺して……駄目? ……なるほど。殺すよりも、『魂』を 直接奪う方が『パワー』が出る……って事ですか。 わかりました。じゃあ、今回は『サポート』っつー事で……」 パタン、と携帯を閉じ、男はいつの間にか傍らに現れた狼を見た。 男は、この狼の姿をしたスタンドの『本体』がどこにいるかは知らない。 姿を見たことさえ無い。しかし、刑務所から救ってもらった『恩』はあった。 狼の口からトモロヲが吐き出され、狼はすぅっと姿を消した。 「『死者を自由に操る能力』……か。全く恐ろしい方だ。 そんじゃあ、リターンマッチと行くか?『トモロヲ』さんよ。 この俺と『ザ・シャイニングワールド』が手助けしてやるってんだから、 今度はヘマすんじゃねぇぜ……!」 『本体:ジャンケルビッチ スタンド名:ザ・シャイニングワールド 半径5mの空間を光の速さに近い速度で自在に動く』 『この指と~まれッ!』 トモロヲの声が、再び辺りに響く。しかし今度は、その姿も声も、そして 能力も、一般人が感じることは無い。 一方、ようやく土星の言わんとしている事を解読したムトウと、誤解がとけ 胸を撫で下ろしていた杏子は、その声を聞いて混乱した。 そこに『トモロヲの死体』が転がっているのに! なぜ『また』スタンドが発動するのか!? その中、ただ一人土星はゆっくりと思考をめぐらせる。 そして、結論を導き出した。 「……ぐんまけん」 「ぐ、ぐんまけん!?」 杏子・タチバナ双方同時に驚く その驚きは再び現れたトモロヲ(少し透けてないか?)より強烈だった。 トモロヲは自分の死体がある場所から少し離れた場にいる。 (ぐんまけんだなんて・・・意味がわからないわよ。 それになんでまた缶蹴りの能力が発現してるわけ? あの子…少し透けてる・・・よね? まぁ、深く考えないでもきっと「私の彼」がなんとかしてくれるだろうな。 あっ、「私の彼」だなんて!そんな!) 「キャーッ♪」 この状況に合わないうかれた悲鳴があがる。 それを横目に睨めつけながらタチバナは考える (このケツメドめ! 人が思考を巡らせているというのに! これだから女というものは・・・ いや、今はそんなことを考えている場合ではない。 それどころか今「ぐんまけん」で悩んでる場合でもない。今するべきは…) ちょうどその時タチバナとトモロヲの目線が重なった。 「見~つけたッ!」 トモロヲの顔が蔓延の笑みに変わる。 「つっかまえろーッ!」 人差し指型のスタンドがタチバナ達目掛けて飛んでくる 「走れッ!まずは逃げるんだッ!」 タチバナ達は全力で駆け出した。 (奴の能力にマトモに当たっていくのは分がわるい・・ それは愚か者のすることだ。) ビルの陰、トモロヲから離れたそこに一先ず身を隠す。 「はぁ~びっくりしたッ! で、もしかしてまた缶蹴り始まったちゃったんですかね?」 そう言いながら顔を出しトモロヲのほうを覗き見る。 「あっ!なんか缶蹴りの男の子の横に知らない男が着いていますよ!仲間かなぁ~?」 (キャー!あの人もタイプ! でも、「私の彼」には負けるわね。ふふふ…) 妄想にふける杏子、呆れた顔で睨むタチバナ、何を考えていのか土星。 (うふふふ) (なんだこの売女は…) (ぽえ~ん) 三者三様の思考が頭を駆け巡る。 「ぽえ…」「よしッ!」 土星が再び口を開きかけた…が、タチバナがそれを遮った。 「私に考えがある。 つまりは缶を吹っ飛ばせばいいわけだろ? 私の能力ならそれができる。」 自信に満ちた立ち姿。 気品ただよう振る舞い。 力強い意思。 タチバナは今確かに輝いていた。少なくとも杏子の目からみれば… 「カッコイイ~~♪ さ・す・が・『私の』タチバナさん! 憧れるゥ!」 杏子に対して呆れ顔だったタチバナの顔がついに驚愕へと変わった。 「はぁ~? な、何を言ってるだ、この腐れビッチ! わ、「私の」だと!? 私にはすでに愛する者がいるんだ! だいたいだな、私は男が・・・」 「キャー! 照れちゃってカ・ワ・イ・イ♪ そこに痺れるゥ!」 もう何を言っても駄目なのか・・・ 呆れから驚愕へ、そしてついに諦めの境地に入ってしまった。 「ぐん…」「とにかく!」 又々せりふが被る土星さん。 頑張れ土星さん!負けるな土星さん! 「貴方たちはここにいてください。 一人のほうが動きやすいので私は一人で動かさしてもらいます。」 そういうとタチバナは身を低くかがめビルから離れる。 トモロヲに気づかれぬよう近づいていく。 (現在缶の近くにだれもいないな。チャンスだ!) タチバナは自分の腕を分解する。 そしてその腕をアンダースローで缶めがけて投げつけた! 「だめ め!」 投げようとしたとき、後から土星の声が聞こえた。 「へ?」 なぜ? 訳がわからないタチバナをよそに腕は缶に見事命中した。 そして、缶は派手にぶっ飛・・・ばない? 「あ~!」 トモロヲがタチバナに気づきまた目があう。 「い~けないんだ~いけないんだ~ 缶は『蹴らなきゃ』だめなんだよ。 腕でとばすなんてズル、しちゃだめなのに~! ルール読んだでしょ?」 (へ?ルール?そんなの知ら・・・) その瞬間タチバナの魂は再び体から離れていった。。。 二回も魂をとられるという美しくないタチバナをのこして。。。 (・・・) (・・・) 「…ぽえ~ん、ぐんまけん」 (嘘・・でしょ?) 土星を困り顔で見やる杏子。 途方にくれる杏子と土星がその場に残った。。。 2度目のカンケリ…杏子とどせいさんは再び身を隠す。 「どうしよう…っていうかなんで死んだ人のスタンドが…?」 「すたんど ぐんまけん」(訳:他のスタンド使いの能力だろう。本体も近くにいるに違いない。私はそっちを叩くとしよう。君は「カンケリのスタンド使い」をひきつけておいてくれ。) もちろん意味は伝わっておらず、キョトンとする杏子を尻目にどせいさんはその場から走り去る。 「え?え?ちょっとちょっと!」 あたふたする杏子。彼女は1人になってしまった。 (どうしよう…1人は辛いなァ…かといってあの訳のわからない言葉を話されつづけるのも辛いけど…ぽえ~ん…あれ?伝染してない?っていうかぽえ~んてなにかしら…あたしってバカかしら…) 余計なことばかりが頭を回る。 「みぃ~つけたぁ~!」 気付くと後ろにトモロヲが… 「何度も同じ手を・・・ッ!食うもんですかッ!」 タッチの手を避けて一気に逃げる杏子。 (頑張るのよあたしッ『恋する乙女』に不可能はないのッ!絶対に逃げきってやるわ!) そのまま缶にむかう杏子。後ろからはトモロヲが追ってくる。 杏子と缶をはさんで真逆の方向に男が居た。杏子は男に叫んだ。 「参加者ッ!?おねが~い!!その『缶』蹴飛ばしてッ!!」 男はにやっと笑うと消え、杏子の前に急に現れた。 「え…?消えてまた出た・・・?」 杏子は驚き足を止めてしまう。 「た~っち!」 すかさずトモロヲが杏子をタッチ。缶に向かう。 「しまった!?でも…なんで?え?え?え?」 男は皮肉な笑いを浮かべ言った。 「残念だったね。お嬢ちゃん。」 「缶・ふ~んだッ!さよなら。『あんこ』おねえちゃん!」 魂が出かかり意識が朦朧とする杏子。 「ア…アリえないっつー…」 言葉が出切る前に意識を失ってしまった。 「ぽえ~ん。すたんどつかい さんにん」 どせいさんは一部始終をしっかり『観察』していた。 「すたんど ほんたい みつけた」 『死者を操るスタンド』の本体に辿り着いていた。 レッド/LA rcーenーciel 「貴様もスタンド使いか…。『花葬』に処した後に『侵食』される快楽を味わうがいい・・・」 「ぽえ~ん」 ド ド ド ド ド ド ド ド ド ! どせいさんは3対1であったが、「勝つ見込み」はある程度見出せていた。ある程度は『危険な賭け』ではあるが… 「ぐんまけん」 「群馬県だとぉッ!?わけの分かんねえことを言ってんじゃあねえ、のっぺり顔!」 土星に気付いたジャンケルビッチが叫ぶ。 「ぽえ~ん」 その間にも、着実にレッドに歩み寄る土星さん。 ジャンケルビッチ、土星さん、レッド。その間、実に5メートル弱。 ザ・シャイニングワールドの能力ならば、一瞬で詰めることの出来る距離。 (あいつをやられりゃあのガキも共倒れだ…) (さすがに3対2じゃ勝ち目は薄くなっちまう) 迷う間もなく、能力を発現する。 光にも迫る速度で、土星さんに走り寄り… 「こっちに くる あぶな…」 (訳 不用意に近付くと、危な…) 「うぉぉぉあッ!!」 「ぎゃうッ!」 新たな死者を呼び出さんとしていたL Arc-en-Cielと共に、ジャンケルビッチの腕が干からびていた。 「…ぽえ~ん…」 (訳 だから言ったのに…) すでに、土星さんの周辺には幾つもの透明な球体がふわふわと漂っていた。 「すたんど からから ぽえ~ん」 (訳 僕のスタンド能力、『サターン・バーレー』。それに触れれば、水分を吸収され、干からびる。) 「意味わかんねえぞ…!」 「だが…」 毒づくジャンケルビッチ。 既に周囲をガス球に囲まれている。 対して、レッドは平静を保っている。 「グッド!グッド!グゥゥーーッッド!!」 そして、缶けりを続けるトモロヲ。 「水分をもたないスタンドには…効果はないらしいな」 瞬間。 ドォン… 爆発が、L Arc-en-Cielをかき消した。 「…ぐんまけん」 「ぐッ!!」 突然の出来事で防御が遅れるレッド。 壁に打ち付けられひるんだ為L Arc-en-Cielを解除してしまう。 「チッ……だが、しかし!どうやらお前のスタンドは水分を吸うと遅くなるみたいだな!それなら俺のスタンド……で?」 サターンバレーを避けようとするジャンケルビッチの身体に異変が起きた。 「S・H・I・T!射程距離に入ったわ……貴方の両足を制御不能にする……もっとも能力を発動する為に近くに居たこのカエルを触らなくちゃあいけないのだけども……」 後ろから杏子の声がする。 L Arc-en-Cielの解除=トモロヲのSKOOL KILLの解除! 捕らわれていた杏子達の魂も元に戻る! 「ぽえーん!」 土星がジャンケルビッチの水分を奪う為サターンバレーを近づける。 「く…クソがァァァァァァァァッ!!」 どう足掻いても動かない足とゆっくりとした動きで迫るサターンバレー…… --プツンッ-- 極限に追い込まれたジャンケルビッチの中で何かが『キレ』た。 -ドカァーン!!- その瞬間サターンバレーが爆発するッ! 爆発によりすっ飛ばされるジャンケルと杏子。 ジャンケルビッチはとっさに持っていたマッチでサターンバレーに火をつけたのだった。 「……おどろき もものき どせいさん」 (訳:爆発で移動……そして杏子さんの能力を解除するとは……) 土煙の中からジャンケルビッチがゆっくりと近付いてくる。 今度は小さめのサターンバレーですばやく攻める土星。 -ボンッ!ボンッ!- しかし、サターンバレーはジャンケルに近付くことなく爆発した。 「ぐんまけん……」 「さっきからよぉ……テメー何言ってるか訳わかんねぇんだよォォォォッ!!群馬県がどーしたッてンだッ!!」 『空っ風』…… 風が山を越える際、気温、気圧共に下がることによって、空気中の水蒸気が 雨や雪となって山に降る。 そのため、山を越えてきた風は乾燥した状態となる。 これを空っ風という。 「ぐんまけん」 土星は上を見上げ、そう呟いた。 「だから群馬県が……ッ!?」 ジャンケルビッチの言葉は、途中で絶句へと変わった。 彼の頭上……そこには、直径10mはあろうかという巨大なガス球が いつの間にか浮かんでいた。 「なんだ……!? これは! いつの間にッ!? いや! そんなことより……『ヤバい』! この、大きさはッ!」 「ぐんまけん」 (訳:群馬県……私の故郷であり、『カカア天下と空っ風』で有名な地方です。 上空高く舞い上がったガス球は、気圧の低下によって膨れ上がり、 雲から水分を大量に吸収する…… 膨れ上がった状態で『水分』を吸収したガス球は、その『大きさ』を 保持したまま、水分の重みによってゆっくりと降下してくる…… この、『上昇して水分を含んでくる』という『概念』……! 『空っ風』と『真逆』の発想……普通は男が強い所を、女が強い『カカア天下』の 様に、『真逆』の発想です。 『サターン・バーレー』の『射程範囲』は30m。この範囲を超えると 操作できなくなるから、『風任せ』なのと、時間がかかるのが欠点ですが…… 何とか間に合ったようです。 そして、知りたがっていたようですから、教えてあげましょう。 これが私の必殺技……!) ゆっくりとガス球は降下し、ジャンケルビッチを飲み込んでいく。 「水がッ……! 水分が、失われる……ッ! ちくしょう、火も水分が多すぎてつかねぇ!? 『ザ・シャイニン』……」 5mの範囲内での亜光速移動。それすらも、無駄だった。 ガス球の方が、遥かに巨大だからだ。 「ぐんぐんぐんぐんぐんぐんぐんぐんぐんぐんぐんぐんぐんぐん……」 ぐんぐんとジャンケルビッチの水分が、ガス球に吸収されていく。 「『ぐんまけん』……!」 パァンッ! と、水分過多で弾けたガス球の後に残ったのは、 ミイラと化したジャンケルビッチの姿だった。 『ジャンケルビッチ ミイラになってリタイア』 「大した物だな…実際」 レッドは土星を見つめながら言う。 「私のスタンドを消し去りそこの娘とムトウを呼び戻し、厄介なトモロヲの能力を解除させた。そしてさらに邪魔をしてくるであろうジャンケルビッチの攻撃の対策も用意していたとは…『エクセレント』だよ…ふふ…」 土星は驚いていた。爆発で吹き飛ばされたにも関わらず目の前で悠々と話し始めるこの男は一体…と。 「死せる魂を操るこのスタンドを手に入れたとき…私は自分の『天命』を悟ったのだ。死者を支配することが私の『天命』であると。世の中の全てが死者であれば私の『管理』する『完 全 世 界』が完成するのだ。」 狂ったように話を続けるレッド。 「そんな愚かな理想の為にスタンド使いを増やし、殺し合わせるように仕向けていたのですか…。」 現れたのは…ムトウタチバナである。カンケリから解放されたものの、場所が離れていた為に少し時間がかかったがようやく到着したのだ。 「貴様にここまで早く接触する事になるとは思いもよらなかったよ。そこに居る男が居なければ全てトモロヲに倒されていたハズだからな…」 言葉を発する事無く身構えるムトウ。もはや聞く耳など持ち合わせてはいない。目の前にいる男にいかなる理由があろうともそれは自らの理想・信念とかけ離れたものであり、恩師の教えや愛するものの意志とも違うものであったからだ。 ムトウは「無敵の自信」を打ち崩され精神力が低下したはずだった。しかし「目の前の男」への苛立ちが。佐藤やサトヨシへの『愛』が。打ち崩されたものを更なる高みへと積みなおしたのである。 「『ブルース・ドライブ・モンスター』ッ!ピリオドを打つぞ!」 ド ド ド ド ド ド ド ! 今までとは違う雰囲気がレッドを襲っていた。 「フフ…『無敵の力』を欲したわけではないが…。身についたものは使うしかあるまい…?」 フッとレッドは消える。いや、恐ろしい程のスピードで動いたのだ。 ―ザ・シャイニングワールドの能力― 「何も『本体を呼ぶ必要は無い』ッ!私の「LA rcーen・iel」は『本体だけならば夢の世界に飛ばすことが出来る』ッ!」 ムトウは笑う。その程度、自分のB・D・Mが見切れないハズは無いと。実際に完全に捕らえていた。が… ス…!触ることが出来ない…。 ―ヘヴィー・クライの能力― 「フフ…『1度に呼べる魂は一つじゃない』のだ。しかしこのままでは攻撃できないよなァ…?これが『完成』だッ!」 アオォォォォォォォン!! 雄叫びと共にB・D・Mは殴り飛ばされる。 ―ムーン・ライダーの能力― 「LA rcーenーciel」は高い攻撃力・スピード・防御力を兼ね備えたスタンドに変化したのだ。 「これが『極地』…『ネオ・ユニバース』…」 ド ド ド ド ド ド ! ムトウは『決意』を固めていた。生まれて初めてだが「冷や汗」をかいている。涙さえもにじみ始める。 「ぽえ~ん」 土星は最大までガス球を膨らませた。 「ありがとうございます。私の考えを理解してくれたようですね。そこのクサレビッチを連れて離れてください。」 「ぐんまけん」 そう言い残すと土星は気絶していた杏子を抱き上げその場から離れる。 「終わりだッ!ムトウタチバナ!」 ヘヴィークライの能力が切れるとすかさずレッドはムトウに襲い掛かる。恐ろしいスピードで。 「あなたの…負けですよ。B・D・M!」 ガス球を殴り始めるB・D・M。 分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解!分解! レッドは驚き、動きを止める。 「バカな…それは…ッ!貴様もッ!死ぬんだぞッ!」 ムトウは笑みを含む。 「あなたの言うように『天命』に殉ずるのも美しいものですね。」 分解されたガスは「水素爆発」を起こす。それもかなりの量が一気に分解された為にとてつもない威力で。 ズガオオオオオオオオオオオオン!! 近くのビルも大きく崩れていく… 「アイ・ルーズ・コントロール…」 レッドはその言葉を残して死んだ…。その後、杏子と土星が戻ってきた。そして佐藤達が到着し、レッドの死体を確認した。しかしムトウの死体は見つからなかった。どうにか生き延びたのか…レッドよりも爆発の中心に居た為に消滅したのか…。 そしてスタンド使い達は知ることになる。「完全世界」の理想を…レッドの遺志を継ぐものがいるということを… レッド死亡:リタイア! 第5話『ぐんまけん―天命―』 To Be Continued... ・外伝『命の価値』
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/1029.html
74(「夜雀たちの歌 ~転~」)見てたらふと見えた妄想な小ネタ。 「そういえば、ゆっくりってどんな風に色々なゆっくりに分化したんだ?」 「ゆゆゆ、お困りのようだねお兄さん!!」 「じ、実にスタンダードなれいむだが答えを知ってるのか!?」 「もちろんだよ!」 「じゃあ教えてくれ! 気になってしょうがない!!」 「じゃあいくよ! えヴぉると!!」 「おいちょっと待て、なんか無闇やたらに神々しいBGMがなり始めてんだが って!! なんで分解してんだお前ぇぇぇぇぇ!」 「かんりょうだよ!!」 そこにはさっきまでいたれいむではなく、ゆっくりようむがいた。 「……つまりアレか? 元々ゆっくりって皆こんな感じで手前勝手に分解再構築を繰り返して 多種多様になった、と?」 「そのとおりだよ!」 う~ん、理不尽。 ハヤテライガーッ!!ってか素で分解って怖えぇッ! -- 名無しさん (2009-04-10 03 46 11) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/degohachikun/pages/28.html
本末転倒ながら、そろそろ投入してみたいということで、スイカ1/8購入、 今朝、箱に入れる。 通常のごみが250g程度、スイカの皮を足したらなんと500gとなり。 スイカの皮を処理するっても、この重さでは、 本格的に食ったら、500g以上のような気がした。 おおざっぱにだが、刻んでから投入。 夜になったら、どうなってるんだか。 気温26℃、湿度70%、雨。 物置から出してきた箱は、こんな日の定番、やっぱし底がしけており、 やっぱし温度は下がっており、米ぬか投入。 他に、セロリ・ピーマン・ニンジン・トマト・バナナの皮・煮干。 鶏の骨発見、白さが際立つ、まだ折ることができない。 草花の分解は遅い 昨日もかすみ草ともう一種、投入したのだが、 かすみ草のくきは、非常に分解されない。 時間かかってもいいなら、投入もよかろうけど、 そもそも水分の少ないものは、分解されにくいように思われる。
https://w.atwiki.jp/mmo_idea/pages/83.html
職業/職人系スキル案 スキル名 特徴 スローモーション 生産ミニゲーム中の要所でときどきスローモーションになり効果的な一手を打つことができる。 分解 完成品を分解してアイテムを取り出す。当然アイテムの品質は落ちるものが多いが、装飾に使用されている宝石類は原型を留めていることが多いので高値で売りやすい。
https://w.atwiki.jp/nopu/pages/127.html
第二可算・ハウスドルフのもとで有効。 線形代数における類似の概念として,直和分解に付随する射影作用素の組がある。 笠原本ではこの組を単位の分解と称していた。対角化と固有値問題参照 このとき,1の分割を用いて, 多様体上の積分 リーマン計量の存在 数空間へ埋め込み などができる。 Th. 1の分割
https://w.atwiki.jp/blacklist/pages/30.html
【魔導師用武器】へ 葉吹きの杖 魔 両手棍 Lv25〜 攻 18 属性 地 強化 2 重量 80 精神+10 幸運+3 HP+20 防補+4 魔攻+6 魔防+6 耐風+20 [売値]? [合成費用]300 [分解]マナ×10 [入手]ガチャガチャ第11弾 [形 色]? 強化後 両手棍 Lv25〜 攻 21 属性 地 強化 3 重量 100 耐久+2 魔力+6 精神+1 幸運+2 HP+10 防補+2 魔攻+5 魔防+2 耐風+5 [売値] [合成費用] [練成費用]5000 [練成成功率] [分解]マナ×? [入手]練成 [素材]葉吹きの杖×1、マナ×50 [形 色] 強化後 両手棍 Lv25〜 攻 21 属性 地 強化 3 重量 100 耐久+2 魔力+8 精神+1 幸運+4 HP+10 防補+2 魔攻+5 魔防+2 耐風+5 [売値] [合成費用] [練成費用]10000 [練成成功率] [分解]マナ×15 [入手]練成 [素材]葉吹きの杖×1、マナ×99 [形 色]
https://w.atwiki.jp/hakulsm/pages/11.html
メニュー outlive online攻略TOP MenuBar FAQ 攻略 JOB Guild Item 武器 ┣剣類 ┣格闘 ┣弓 ┣矢 ┣棍棒 ┗杖 防具 ┣帽子 ┣盾 ┣服 ┣靴 ┗アクセサリー Item ┣消耗品 ┣Item ┗採取装備と作成アイテム skill ┣精霊魔法 ┣神聖魔法 ┣暗黒魔法 ┗古代魔法 recipe レシピ ┣鍛冶レシピ ┣裁縫レシピ ┣工作レシピ ┣分解レシピ ┣調合レシピ ┣魔道レシピ ┣調理レシピ ┗作成分解レシピ MAP Town ┣レーヨンの村 ┣ロジャースの町 ┣ Field ┣スクラロース(下) ┣スクラロース(上) ┣デキストリン(小) ┣デキストリン大森林(大) Dungeon ┣洞窟(弱) ┣コンキリエ NPC Shop Monster モンスター Quest ウルズ ┣Eランク ┣ ┣ スクルド ヴェルザンディー おまけ 錬金表 お金稼ぎ ┣ばぁばの野菜売り ┗ミルムスライム おまけ的なもの ┗MAP作成広場 テンプレート カウンター 今日 - 人 昨日 - 人 合計 - 人 現在-人が閲覧中。 履歴 取得中です。 outlive online攻略TOP MenuBar 魔道レシピ 剣類 鍛冶レシピ 分解レシピ 工作レシピ 裁縫レシピ 大剣 古代魔法 短剣 Item 精霊魔法 調合レシピ 格闘 杖 帽子 神聖魔法 暗黒魔法 FAQ